ペンギン先生のお助けマニュアル

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【中3国語】森鴎外『高瀬舟』で定期テスト前に確認したい問題

中3のテストで出題される森鴎外『高瀬舟』の予想問題を紹介します。

山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 (角川文庫)

 

どうも、ペンギン先生です。

前回までで、「高瀬舟」を読解するためのポイントについて紹介しました。

今回は、実際に定期テスト対策として、予想問題や漢字なども紹介します。

中学3年生の重要なテストですから、参考にしてぜひ得点アップにつなげてくださいね。

 

 

 

 

【『高瀬舟』の内容読解】

今回の予想問題を見ていく前に、まずはこちらの内容読解の記事をご覧下さい。

「高瀬舟」について押さえておきたい3つの読解ポイントを紹介しています。

この3つを理解しておくだけで、「高瀬舟」の内容は頭に入ると思います。 

www.penguin-teacher.com

 

定期テスト対策をしたいなら、この時期から通信教育するのもアリですよ!

自分で自宅で勉強できる人なら、塾に通うよりも安いですし、

内申を取るための定期テストに備えることができます!

教科書に準拠したテキストが届くので、テストの点数向上に役立つと思います。

 

 

【『高瀬舟』の予想問題~読解~】

定期テストの予想問題として、よく出題されそうなポイントをいくつか紹介します。

前回の記事の、3つの読解ポイントと合わせて確認しておきましょう。

教科書を片手にして見ていくと、より内容が頭に入りやすくなると思います。

まず前提として、出題されやすいのは以下の2場面です。

・喜助と庄兵衛の大いなる懸隔

・庄兵衛が腑に落ちないラスト 

この2点を重点的に勉強しておくことで、得点力アップにつながります。

また以下の点もチェックしておきましょう。

 

◆高瀬舟に乗っている喜助が、楽しそうなのはなぜか?

本来、高瀬舟は罪人を送る舟なので、みな気の毒そうな顔をしているのですが、

喜助は違ったため、庄兵衛は不思議に思います。

喜助は、今まで苦しい生活をしていたことから、島に落ち着けるのがありがたかったのです。

 

◆「大いなる懸隔」とは何か?

大いなる懸隔とは、喜助が現状に満足し、足ることを知っているが、

庄兵衛は暮らしに満足していないという、二人の違いを表しています。

ちなみにこの懸隔は、係累があるかないか(妻子がいるかいないか)に関係がなく

もっと深いところから生まれている、と庄兵衛は考えています。

 

◆「目の前で踏み止まって見せてくれる」とはどういう意味か?

庄兵衛は、職を失ったり病気をしたりして生活が成り立たなくなったらどうしようという不安があり、

暮らしに満足を覚えたことはないわけで「踏み止まることができるものやらわからない」わけですが、

喜助の将来への不安や欲望がなく、現在に満足しているという様子を表しています。

 

◆庄兵衛の抱いた「疑い」とは何か?

庄兵衛が、喜助と弟とのエピソードを聞いて、殺したのには相違ないが、

果たして、弟を苦から救うために結果として殺してしまったことが罪になるのか、と疑問に思ったのです。

物語は最終的に、自分より上のお奉行様の判断にゆだねるという流れになるが、

庄兵衛の中には腑に落ちないものが残りました。

山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 (角川文庫)

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【『高瀬舟』の予想問題~言葉~】

高瀬舟に出てくる言葉は、いずれも堅苦しいものばかりで馴染みのないものが多いです。

物語のテーマにかかわってくる言葉は必ず意味を確認しておきましょう。

懸隔→へだたりのこと。ここでは喜助と庄兵衛の違いのことを表す。

出納→お金を出し入れすること。支出と収納の意味。

疑懼→疑って不安に思うこと。ここでは、。庄兵衛の将来が立ち行かなくなることへの不安を表す。

係累→面倒を見なくてはならない妻子。庄兵衛にはいたが、喜助にはいなかった。

毫光が差す→仏様の背に光が差すように、ありがたく敬意を表するという意味。ここでは、庄兵衛が、喜助の生き方が自分には到達できないと尊敬の念で見たことを表す。

オオトリテエ→権威を表すオーソリティの意味。ここでは、お奉行様

 

 

 

 

【『高瀬舟』の予想問題~漢字~】

高瀬舟に出てくる漢字の中で、テストでも問われやすいものをピックアップしました。

堅苦しい言葉が多いので、意味も合わせて押さえておくと覚えやすいでしょう。

また作者名である「森鴎外」も書けるようにしておくと良いでしょう。

・奉行(ぶぎょう)

・陥る(おちいる)

・輪郭(りんかく)

・懸隔(けんかく)

・出納(すいとう)

・係累(けいるい)

・境遇(きょうぐう)

・哀れ(あわれ)

・痩せる(やせる)

・慈悲(じひ)

・勘定(かんじょう)

・顧みる(かえりみる)

・貯蓄(ちょちく)

・促す(うながす)

・桁(けた)

・授かる(さずかる)

・幾度(いくたび)

出題範囲が多いのでこれだけ完璧に覚えても不完全かも知れませんが、

何から覚えたら良いか分からない!という人は、せめてこれらを完ぺきにしましょう。

特に、送りかがなや線のあるなしに注意して丁寧に覚えましょう。

 

以上、「高瀬舟」に関する定期テスト前に確認したいポイントを紹介しました。

受験が近づく3年生にとって、落とせない重要な定期テストです。

ぜひ参考にして頂き、国語の点数底上げに活用してくださいね!