ペンギン先生のお助けマニュアル

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【塾講師向け】言うことを聞かない生徒への対応:7つのステップ

塾の講師をやっている人がぶつかる壁の対処法です。

“教える系”アルバイトをしたい大学生に知っておいてもらいたい7つのこと。家庭教師、塾講師、予備校チューターなどの心得10分で読めるシリーズ

 

どうも、ペンギン先生です。

私が学習塾の塾長をしていた時、生徒への接し方に結構悩みました。

特に、いわゆる「言うことを聞かない生徒」への対応の仕方には悪戦苦闘しました。

そこで今回は、私の塾長経験を活かして、恐らく多くの学習塾講師が悩んでいるであろう、

言うことを聞かない生徒への対応を7つのステップで紹介します。

 

 

【言うことを聞かない生徒とは?】

一言で「言うことを聞かない生徒」と言っても、さまざまな特徴があります。

学習塾における、言うことを聞かない生徒とは以下のような特徴が代表的です。

・宿題をやってこない

・提出物を忘れる

・先生の話を聞いていない

・授業時間を守らない

いずれも、先生が何度か注意しても改善されないパターンが多いです。

こういった特徴を持つ生徒は、塾が嫌いだったり集中力が欠けていたりして、

塾に通う効果が薄いのが特徴で、成績がなかなか上がりません。

塾の講師としては、なるべく早くこうした生徒に対処する必要があります。

 

 

 

 

【生徒の対応に悩む塾講師は多い】

言うことを聞かない生徒を放置すると、次のようなデメリットが予想されます。

・ 他の生徒にも悪影響がある

特に集団塾の場合、他の生徒の迷惑になる可能性があります。

真面目で集中したい生徒の邪魔になり、塾の評判を下げてしまうことも。

・成績が上がらず保護者の信頼を得られない

保護者は塾での生徒の様子をなかなか把握できないため、

成績が上がらない理由が塾側にあるものだと思ってしまう可能性もあります。

・講師のストレスや意欲低下につながる

生徒への対処法に悩む先生は多いもの。授業時間以外でも悩んでしまったり、

その生徒への授業が億劫になり、悪循環になってしまうこともあります。

 

こうした点から、塾の講師や塾を運営する塾長は、早目に対処することが大切です。  

 

 

【不真面目な生徒への7つの手順】

それでは、そういった言うことを聞かない生徒にはどのように対処すべきでしょうか。

ここでは7つの手順に分けて紹介します。

 

①授業に集中しない要因を分析する

問題を解決しようと思うとき、まずは分析することが大切です。

生徒の態度や状況を観察し、また生徒へのヒアリングをするなどして分析しましょう。

これにより、原因を突き止めることが大切です。

先生との相性、家庭の事情、基礎が分かっていない、学校での悩みごとがある、など、

生徒が授業に集中しない要因が分かれば、それぞれの対応ができるでしょう。

 

②初心に返り「ほめる」を実践する

言うことを聞かない生徒には、嫌気がさして、叱るだけになっていませんか?

人というのは正直なので、面倒な相手に対しては接し方が雑になりがちです。

思春期の生徒はそういった対応に敏感で、先生の態度が悪循環になっていることがあります。

まずは初心に返って、ほめたり優しく接したりして様子を見ましょう。

 

③進むだけでなく立ち戻って授業してみる

言うことを聞かない生徒の多くは、成績が上がらない傾向にあります。

その大きな要因として、そもそも基礎を理解できていないパターンが挙げられます。

特に中学校の内容をサポートする補習塾は、学校の授業に並行して授業することが多いですが、

その段階以前に、例えば小学校の内容が抜けているなど原因があるので、

生徒の進度に応じて、個別に立ち止まって授業してみるのも一つの手といえます。

 

④信頼関係を作るための時間を確保する

学習塾というのは、生徒と先生の信頼関係も非常に重要な一つです。

難しい年ごろの生徒は、信頼している先生なら何でも話を聞く、ということもあります。

生徒とよくコミュニケーションをとるなどして、信頼関係を築きましょう。

授業をただひたすら進めるだけでなく、相手を知るための時間も確保すると良いでしょう。

 

⑥学習障害など別の要因も考える

言うことを聞かない生徒の中には、学習障害などを原因とする子もいます。

特に大学生のアルバイト講師などはこうした知識がないまま、

ただ集中力のない子だと判断して一方的に叱ったりしてしまうことがありますが、

障害を持っている場合、別のアプローチで対応する必要があります。

何でもかんでも障害と結びつけるのは当然よくありませんが、

実際そういった生徒も塾には少なくないので、頭の片隅に入れておきましょう。

 

⑦最終的には塾長や保護者に相談する

授業の工夫をしたり、接し方を変えたりと試行錯誤しても改善されない場合、

最終的には、塾の責任者である塾長に相談するようにしましょう。

塾講師一人の判断で最終決定をしないようにし、悩みを共有するのが大切です。

また、保護者に生徒の状況を正しく伝えることも大切です。

保護者の中には、自分の子は悪くないと勘違いしている人も少なくないので、

正しい情報を提供し、一緒に対処法を考えてもらうことも時には必要です。

 

 

以上、言うことを聞かない生徒への対応を紹介しました。

私も塾講師の経験が長いので、そういった生徒に接する機会は多かったですが、

勉強を教えることに特化していても、子供の接し方のプロではないのでなかなか難しいですよね。

一方的に言うことを聞かないと突っぱねるのでなく、

生徒の理解者として寄り添うような対応ができると良いですね。

ぜひ参考にしてみてくださいね。