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【内申別】その内申で大丈夫? 都立高校のレベルを塾講師が徹底解説!

内申ごとの都立高校のレベルについて解説します。 

201東京都立高校 2019年度用 7年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

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どうも、ペンギン先生です。

私は学習塾を経営していることもあり、毎年受験生の相談を受けます。

中でも多いのが「どのレベルの高校を受けたらよいのか?」ということ。

そこで今回は、偏差値と内申点を照らし合わせた都立高校のレベルを紹介します。

都立高校に絞って紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

【内申はどういう基準で付けられる?】

内申点とは、学校の授業や定期テストなどを総合して先生が付ける得点のことです。

各教科それぞれの観点から評価され、5点満点で成績表に記載されます。

都立高校の場合には、推薦にしろ一般入試にしろこの内申が一定の役割を持ちます。

今回は、東京都の高校を偏差値ごとにまとめ、

どれくらいの内申があればどのレベルの高校に入れるかをまとめています。

 

なお、偏差値や換算内申の基準については、下記の受験案内を参考にしています。

首都圏高校受験案内2019年度用

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 【素内申と換算内申とは?】

入試を考える上で、「素内申」と「換算内申」という2つの考え方が大切です。

「素内申」とは文字通り、そのままの内申点のことを指します。

通知表に記載されている得点を9教科分すべて足して出す内申点のことです。

素内申の最大は、9教科×5=45点ですね。

一方で「換算内申」とは、一般入試の際に用いる得点のことで、

国数英理社の5教科は1倍、実技の4教科は2倍にして合計した内申点のことです。

一般入試は実技科目の学力検査が無いため、内申点のウェイトを高くしているのです。

換算内申の最大は、5教科×5=25・4教科×5×2倍=40で、65点ですね。

 

たとえばおよその内申点については、下記の通りになります。

・オール5の場合=素内申45点、換算内申65点

・オール4の場合=素内申36点、換算内申52点

・オール3の場合=素内申27点、換算内申39点

・オール2の場合=素内申18点、換算内申26点

なお、今回紹介する高校は、一般入試は換算内申、推薦は素内申で表示しています。

自身の内申がどれくらいあるのか予め計算してご覧ください!

 

 

 

 

【偏差値で見る都立高校のレベル】

ここからは偏差値ごとに都立高校のレベルを見ていきます。

およそ偏差値がどれくらいの内申と対応しているか紹介したうえで、

合格ラインに乗る水準(合格率60~80%程度)を記載しています。

なお男女により多少の違いがあり、必ずしも合格を保証する数値ではありません。

 

《偏差値70以上》

該当校=日比谷、西、国立、戸山

都立高校の中でも偏差値70以上を必要とする高校は上記の4校で、

いずれも一般入試では、国数英が「自校作成問題」となっているのが特徴です。

例えば、日比谷高校の場合、推薦の目安は45点中44点以上となっており、

ほとんどオール5でなければ推薦で受かることは難しいと認識しておきましょう。

一方で、日比谷高校は一般入試の場合も目安は換算内申で60点以上となっています。

偏差値70前後の戸山高校でも、換算内申57点以上は欲しいところとなっています。

偏差値70以上の高校を目指す場合には、内申はオール5であることが望ましく、

一般入試なら自校作成問題の対策も必要となるので相当な努力が必要といえます。

 

《偏差値65~69》

該当校=新宿(単位制)、青山、国分寺(単位制)、立川、三田、武蔵、武蔵野北など

都立高校の中でも偏差値65以上ある上位校では、

一般入試の問題が自校作成問題であるところとそうでないところが混在しています。

例えば青山高校は推薦の場合、目安は45点中45点となっており、

都立の中でもトップクラスの水準を誇っています。

偏差値65以上の高校では、内申点が43以上はないと厳しいといえます。

一般入試の場合でも、換算内申65点のうち55点以上は欲しいところです。

偏差値70以上の高校と同じく、内申点は5が多い方が望ましく、並大抵の努力では難しいと言えそうです。

 

 

 

《偏差値60~64》

該当校=大泉、小平(外国語)、富士、調布北、白鷗など

偏差値60以上の高校となると、推薦の目安は45点中40点くらいといえます。

一般入試の場合には、換算内申で65点中50点以上は欲しいところです。

このラインの高校になるとどこも都立高校の共通の入試問題を採用しています。

オール4+αくらいが目安で、定期テストも高得点を取っているのが理想です。

学力検査では大半が教科書の内容から出題されることが多いので、

日頃の授業や定期テストなどをキッチリこなし、学習を進めることが大切です。

 

《偏差値55~59》

該当校=目黒、井草、清瀬、豊島、小平南、杉並など

偏差値55以上の高校では、例えば清瀬高校なら推薦の目安は45点中39点ほどです。

一般入試なら、換算内申65点中49点となっています。

換算内申49点というと、イメージとしては内申がオール4という感じですね。

定期テストなどでどの教科も8割程度出来ているのが望ましいでしょう。

 

《偏差値50~54》

該当校=武蔵丘、府中、保谷、晴海総合、青梅総合、東久留米総合など

偏差値50以上の高校では、例えば東久留米総合なら推薦の目安は45点中33点ほどです。

一般入試であれば、換算内申65点中44点以上は欲しいところです。

イメージとしては、内申がオール3+αといった感じですね。

偏差値50というと「平均」ということですが、内申オール3以上必要と覚悟しましょう。

 

《偏差値45~49》

該当校=片倉、福生、芝商業、八王子北、小平西、久留米西など

偏差値49以下で45以上の高校でいうと、

例えば小平西高校は、推薦の目安が45点中29点以上が望ましいとされています。

一般入試の場合には、換算内申65点中40点が理想です。

イメージとしては、ちょうどオール3くらいです。

もちろん当日の学力検査次第で大きくブレるものの、

定期テストで平均点レベルの点数を取っている生徒が狙うラインといえます。

 

《偏差値40~44》

該当校=板橋、武蔵村山、東村山西、練馬、田柄、第四商業など

偏差値44以下で40以上の例えば田柄高校で言うと、

推薦の目安が45点中29点以上、一般入試だと換算内申65点中37点程度が理想です。

オール3がベースで時々2もある、といった内申点のイメージです。

 

《偏差値39以下》

該当校=浅草、田無工業、荒川工業、多摩など

都立高校の一覧表を見ると、偏差値の最低ラインは36とされています。

例えば北豊島工業高校では、推薦の目安は45点中23点、

一般入試の換算内申の目安は65点中30点程度となっています。

イメージとして、2と3が混ざっているような通知表という感じです。

内申点がこれより低くなると、都立高校の推薦は厳しくなるということです。

 

なお、都立高校の中でもエンカレッジスクールなど特徴のある学校もあり、

一概に内申だけでは判断できないので注意が必要です。

詳しくは自分が行きたい高校やレベルを、受験案内を使って調べるのがオススメです。 

首都圏高校受験案内2019年度用

首都圏高校受験案内2019年度用

 

 

  

【受験は内申だけで決まらない】 

なお、注意したいことは内申点だけで受験が決まる訳ではないということです。

例えば推薦であれば内申の基準をクリアしなくてはなりませんが、

あくまで基準であって、その後に小論文や面接があるのが普通です。

また一般入試においては、ふつう内申点が重視されるのは3割です。

他の7割はというと、入試当日の5教科の試験次第ということになります。

いくら内申が水準を超えていても、当日の点数が悪いと厳しくなることもある訳です。

逆に言えば、内申が悪くても当日の学力検査次第で挽回もできます。

なので、推薦の人は公開されている内申を目安に努力し、

受験期は、小論文や作文、面接などの対策を怠らないようにしましょう。

一般入試の人は内申点だけで判断せず、入試対策の学習を進めましょう。

 

 

【内申を伸ばすには?】

内申点は様々な観点から学校の先生が付けます。

定期テストや授業態度、提出物が主ですが、工夫次第で内申アップも期待できます。

別の記事では、内申を上げるためのコツについて書いていますので参考まで。

www.penguin-teacher.com

 

また、受験期に焦っても急に内申を上げることは難しいので、

出来るだけ中学1年生の内から学習する習慣を付けておくのが理想的です。

塾に通うのも一つの手ですが、 低コストで机に向かう習慣を付けるなら通信教育もオススメ。

特に進研ゼミなら信頼感が高く、楽しく学習を進めることができますよ!

ちなみに塾講師の私も、中学・高校とうまく進研ゼミを活用していましたw

【進研ゼミ中学講座】

 

 

いかがでしたでしょうか?

ずいぶん長くなってしまいましたが、都立高校に関する概要をまとめてみました。

是非ご自身の内申と比べ合わせて、都立高校を決める目安にしてみてください。